地鎮祭のいい日取りとは?地鎮祭の六曜、十二直による日程の決め方

3月16日に我が家の地鎮祭を行ってきました。3月16日は縁起のいい日ということで、大安で行うことが出来ました。

普段、土日休みなので休みを取っての地鎮祭でした。

風が強く、ものが飛んで行ってしまい大変でしたが無事地鎮祭を終えることが出来ました。

 

出雲大社の出雲屋敷地鎮祭というもので普通の地鎮祭と内容的には同じような形ですが、その家が大神さまに守られて、家相や鬼門、風水の凶相から一切まぬがれることができ、また繁栄する家になるという、特別のお祀りになります。

内容については後日別記事にて紹介する予定です。

地鎮祭の縁起のいい日取りはいつ

地鎮祭は一般的に、「大安」「友引」「先勝」といった六曜の吉日の、午前中に執り行うことが多いようです。

特に一番縁起のいい日とされている「大安」は良いとされています。そのほか、「友引」、「先勝」もよいとされていますが、「先勝」については午前中であればよいのですが、午後はあまり良くないようです。

ちなみに我が家では大安の日の月曜日だったのですが、有給を使い休みにして行いました。

また、「仏滅」はお祝い事にはあまり良くないとされていますが、実は「赤口」も避けた方がいい日とされています。

午の刻、つまり11時から13時頃までは良い時間とされているのですが、赤という文字から、火災、血液などを連想させるため、地鎮祭については良い日ではないので、できれば避けた方がよいでしょう。

 

とはいっても、日程が詰まっていたり、仕事を行っている中で、関係者や家族全員のスケジュールを合わせるのは中々難しいと思います。最終的には考え方次第ですので、特にこだわりがなければ気にする必要もないでしょう。そもそも、地鎮祭は神道の行事ですが、神道と無関係の六曜で判断するのも変という考え方もあります。

どちらかというと、建築関係の行事は「十二直」に基づき建築の吉日を重視するということがあります。あまり、気にしすぎずに参考程度に考えてください。

六曜(ろくよう)とは

六曜とはカレンダーに書いてある、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つが六曜です。

婚礼は「大安」が良く、葬儀では「友引」を避ける等六曜には色々と意味があります。

六曜の順序は、【先勝 → 友引 → 先負 → 仏滅 → 大安 → 赤口】の順で繰り返されていますが、旧暦の1日の曜が決まっているため、月の変わり目には順番が変わります。

六曜は、ひとつずつに意味があり、その日の吉凶を判断するものです。

先勝(せんしょう)

早くことを済ませてしまった方が良いとされている日。

「先んずれば即ち勝つ」の意味をもっており、午前中に行えば吉。午後は凶と言われている。

急用の処理や訴訟には吉日とされており、昔は「速喜」「即吉」とも言われていた。

友引(ともびき)

勝負ごとで決着がつかなくても良くも悪くもないとされている日。

朝、晩は吉であるが、昼は凶と言われている。

友引の葬儀・法事は友を冥土に引き寄せられるとされ、避けられている。

先負(せんぶ)

急用や勝負事は避けた方がいいとされる日。

先んずれば即ち負ける。

午前中は凶、午後から吉とされる。何か行うときは、午後からのほうが良い。

仏滅(ぶつめつ)

六曜の中でも仏も滅するような大凶の日。

万事において最悪な日。開店、婚礼などは行わない方がよい。

仏事には良い日。

大安(たいあん)

大いに安し。

六曜の中でも最も吉日とされる日で何事においても吉、成功しないことなない日とされます。

婚礼・結納などによい。

建前や建物の基礎工事着工日や引き渡し日、自動車の登録、納車などにもよいとされている日。

赤口(しゃっこう)

凶日とされる。

お昼ごろのみ吉、それ以外は凶で特に祝い事は大凶。

赤から連想される火や刃物によるケガに注意する。

建築ではあまりよくないとされる日

建築関係に良いとされる六曜は「大安」、「友引」の全時間、「先勝」の午前、「先負」の午後です。

十二直(じゅうにちょく)とは

「建」、「除」、「満」、「平」、「定」、「執」、「破」、「危」、「成」、「納」、「開」、「閉」に12の星で吉凶を表します。建築吉日は、主に十二直で確認します。


建築によいとされる日は、「建」、「満」、「平」、「定」、「成」、「開」です。

十二直

よみ意味

運勢

たつ「万物を建て生じる」
事始めに適している日
【吉】祭祀、棟上、移転
【凶】土木工事、動土(土を動かすこと)
のぞく「障害を取り除く」
不浄をはらってくれるとされる日
【吉】掃除、病気、怪我の治療、祭祀、井戸掘り
【凶】結婚・動土
みつ「すべてが満たされる」
控えめに行動するのが良しとされる日
【吉】新しいこと始める(建築、増改築、引っ越しなど)
【凶】動土(土を動かすこと)、土木工事、服薬
たいら「物事が平らかになる日」
何事も平等、円満になりやすいとされる日
【吉】柱建て、旅行、結婚
【凶】井戸掘り
さだん「善悪が定まる」
何かを定めるのに適している日
【吉】新しいこと始める(建築、増改築、引っ越しなど)
【凶】旅行、訴訟
とる「執行し促す」
何かを察するのに良い日
【吉】祭祀、祝い事、増改築、造作
【凶】金銭の出費
やぶる「物事を突き破る」
取り決めなどを行わない方がよい日
【吉】訴訟、漁猟
【凶】祝い事、祭祀、契約
あやぶ「物事を危惧する」
何事にも危ない日
【吉】-
【凶】旅行、祭祀、祝い事、契約
なる「物事が成就する」
何事にも成功しやすい日
【吉】新しいこと始める(建築、増改築、引っ越しなど)
【凶】訴訟、談判
おさん「物事を納め入れる」
何かを納めるのに適している日
【吉】買い物、収穫
【凶】結婚、葬式、引っ越し
ひらく「開き通じる」
運勢を開くことが出来る日
【吉】建築、引っ越し、結婚
【凶】葬式
とづ「閉じ込める」
何事も閉じ込めてしまう日
【吉】建墓、金銭出納
【凶】棟上げ、結婚、

これとは別に「三隣亡」という日がありますが、この日は上記の建築の良い日でも避けた方がいいようです。

 

また、縁起のいい日を選ぶのになじみがあるのは六曜だと思いますが、建築では十二直と言われています。

両方を合わせてみて、いい日が一番良いと思いますが、中々、合う日付もないので、六曜のみや、十二直のみでみて縁起のいい日で行うことをおすすめします。

ただ、どちらの悪い日には当たらないようにすれば個人的には良いと思います。決めるのは自由なので参考程度に診てもらえればと思います。

地鎮祭カレンダー

地鎮祭を行う予定だけれども、六曜や十二直などいつ行えばよいのか、わからない!縁起のいい日はいつなの?という方のために地鎮祭カレンダーを作成しました。

日取りを決めるための参考になればと思いますので、地鎮祭の吉日カレンダーを参考にしてみてください。

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