注文住宅にて建築予定です。注文住宅について色々と調べたことや色々なことを紹介していきます。

ヒートショックとは?交通事故死よりも多い!対策・予防

  • 2020年1月18日
  • 断熱
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今日はヒートショックについて紹介していきたいと思います。

ヒートショックについて聞いたことがある方はいると思いますが、
どんな人がどんな状況でヒートショックになってしまうのでしょうか。

ヒートショックの対策や予防方法についても紹介します

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ヒートショックとは

 

ヒートショックとは急激な寒暖差、温度変化などで血圧が乱高下することにより、さまざまな健康被害を引き起こします。

例えば血圧の変動により心臓に負担がかかるため、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。最悪の場合、亡くなることも少なくありません。実は交通事故による死亡者数よりはるかに高い確率でヒートショックで亡くなる方が多いです。

出典:http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160120kouhyou_2.pdf

特にヒートショックのリスクが高い状況としては冬場の入浴時です。部屋は暖房などで暖かいですが、暖房がなく、気密、断熱が低い家では脱衣所や浴室の室温が低く、部屋との温度差が高く、服を脱ぐのでさらに体温が奪われ、血管が収縮してしまい、血圧が急激に上がってしまいます。

さらにそこから温かい湯舟につかると今度は血管が拡張して、血圧が一気に下がり、失神を起こしてしまい浴槽でおぼれて亡くなってしまうことが多くあるようです。少し古いデータですが、2011年の1年間に、全国で17,000人が浴室で死亡していると推計されており、さらに高齢者が14,000人に上ると考えられているようです。

 

ヒートショックを防ぐ温度差の目安

ヒートショックは温度差によって血圧の変化によって起きることは分かったと思います。

それではどのくらいの温度差であればヒートショックを防ぐことが出来るのかということです。
理想の平均温度差としては0℃~5℃くらいまでと言えます

国土交通省ではヒートショックを防ぐための住宅環境として、次のような温度条件を推奨しています。

●暖房の部屋と非暖房の部屋の温度差:5℃以内
●廊下とトイレの温度差:3℃以内

急激な温度差がないように注意して過ごしましょう。

また、温度差を減らす方法としては無駄に部屋の温度を上げすぎないことも重要です。

さらにヒートショックの多いお風呂では温度は41℃以下にした方がいいでしょう。

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ヒートショックが多い月は?年齢は?

 

ヒートショックの危険があるのは冬場が多いと言われています。特に寒さや暖房などにより温度差が非常に高くなってしまいます。図2は東京23区の入浴中の死亡者数の一例ですが、入浴中では冬場の特に11月~4月にかけては非常に高くなっています。

ただ、夏だからと言ってヒートショックになる危険がないかというと、そんなこともありません。冬場よりかはヒートショックになる危険性は少ないですが、ヒートショックで亡くなる人もゼロではありません。

原因として考えられるのは夏場の暑い時期にエアコンなどにより温度差が高くなってしまうためだと思われます。
冬とは逆に外は暑く、部屋は涼しいという逆転の現象になります。

また、図1でもわかると思いますが、年齢では65歳以上の方が約90%を占めており、とくに高齢の方は注意が必要です

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ヒートショック危険度チェックシート

□65歳以上の高齢者の方

□42℃以上の熱いお風呂が好き

□メタボ、肥満、糖尿病の方

□高血圧、高脂血症、心臓・肺や器官などが悪い方

□飲酒後に入浴することがある方

□浴槽に入る前にかけ湯をしない方

□浴槽をかき混ぜない方

□自宅の浴室や脱衣所に暖房設備がない

□1番風呂に入ることが多い

□一人暮らし、または家族が居ない時間、寝てる時間に入る

□シャワーやかけ湯は肩や体の中心から

□入浴前に水分を取らない方

チェック項目が5個以上あるとヒートショックになる可能性が高いので注意が必要です。
特に冬場は温度差に注意して行動することをお勧めします。自分は大丈夫だと思っていると危ないですよ!

ヒートショックを防ぐための対策、予防方法

①脱衣所や浴室を暖房で温めておく

脱衣所や浴室は冷え込みやすいので事前に暖房などで温めることによりヒートショックの予防に効果的な対策です。
あまり温めすぎてもよくないので部屋の温度と同じか少し下げたくらいが適温です。

②お湯の温度はぬるめ(41℃以下)に設定する

お湯の温度はあまり高くしないことをおすすめします。
温度がぬるく感じる場合は入ってから温度を上げる等調整をするとよいでしょう。

③夕食前に入浴する

理想としては夕食前、できれば日没前に入浴することが理想です。
日没前であれば浴室や脱衣所の温度もあまり冷えないためです。
地域によってはあまり有効ではない場合もあります。
中々難しいかと思いますが、あくまでヒートショックの予防の理想としては夕食前です。

④高齢者が入浴するときは気にしてあげる

理想としては高齢者とは一緒に入るのが理想ですが、中々難しいと思います。
そういった場合は外からでも、時々声をかけるか、遅くならない様に様子をみてあげてください。

⑤飲酒後に入浴しない

ヒートショックの予防対策として血圧が下がりやすい食事の直後や、飲酒後の入浴は控えた方がよいでしょう。
また、酔った状態だとヒートショックではなく、おぼれる危険性もあります。

⑥浴槽に入る前にかけ湯をする

急に浴槽に入ろうとすると温度差が高く、ヒートショックの危険性が高まります。
段々と暖かくするなど、かけ湯やシャワーを浴びてから浴槽にはいってください。

⑦湯舟をかき混ぜる

お湯の温度が均一になっていないため、熱くなっているところや冷たくなっているところがあります。
部分的に設定温度より高くなって熱く感じることもあるのでヒートショックの予防対策としては湯舟をかき混ぜてから入浴することをおすすめします。

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ヒートショック予防のための断熱

我が家でもヒートショックを防ぐための対策として、断熱と気密がしっかりした、家を建てる予定です。
全館空調が良かったのですが、前記事にて紹介したように今回は全館空調をあきらめたので、他の対策を行っています。具体的には、断熱、気密のしっかりした住宅のほかに、浴室暖房などは設置しています。あとは家が出来てからどうなるかです。

 

最近の住宅では高断熱、高気密の基準の設定もあり、ほとんどの住宅で断熱対策を行っています。
ローコストメーカーだとしても、これらの基準がきっちりと設定されており、安心して頼むことが出来ます。

 

一昔前の住宅では断熱の基準等の設定が低く、温度差によるヒートショックも多くなっていました。ちなみに実家は築20年ちょいですが、冬場はとても寒く、断熱材は入っていますが、窓は1枚ガラスでサッシも金属のためとても寒いです。
お風呂場や脱衣所なんていったら寒くてお風呂に行くのもためらってしまうくらいです。

 

さらに古い30年以上前の住宅では断熱など全くない住宅もあるのでさらに寒い住宅は沢山あると思います。断熱リフォームとしては、窓ガラス、サッシの交換や、浴室の断熱タイプに交換、大がかりになると、外張り断熱や断熱材を入れるリフォームなどがあります。とはいっても、大がかりなリフォームになってしまうと中々難しいと思います。

 

そういった場合はリフォームなどで自治体で補助金も出ていたりするので少しでも興味がある方は最寄りの自治体に問い合わせてみることをお勧めいたします。

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