吹き抜けのある家ってあこがれますよね!?
個人的に、昔から吹き抜けのある家にあこがれがあり、今回の新築を建てるにあたり、
我が家では吹き抜けをリビングの間取りの中に取り入れる方向にて検討しています。
リビングに吹き抜けを取り入れて後悔しないように色々と調べてみましたので参考にしてみてください。
ちなみに我が家では4.5畳の吹き抜けをリビングの上あたりになるように設定しています。
二階の間取りやコスト、構造の都合上、若干希望の位置とはずれていますが、まあ問題ないかと思います。
窓は大きな窓を外の壁に3つ付ける予定です。さらに部屋から吹き抜けを覗ける窓を付ける予定です。
吹き抜けとは
吹き抜けは一般的に建物の間取りの1階から2階に天井がなく、上下階がつながっている空間を吹き抜けと呼んでいます。
英語では吹き抜けのことをstairwellと書きます。
二階の天井にはシーリングファンをつけて、空気のながれがくるくる回るようにして熱効率がいいようにしているところが多いようです。
ただ、プロペラの清掃については掃除しにくいため業者や自分でやる場合は梯子にてお手入れする必要があるので大変な場合があります。
稀に照明にシャンデリアを付ける方もいるようです。
その他、吹き抜けに階段を付けてより開放感を出す家もあります。
猫を飼っている家ではキャットウォークを設ける場合もあるようです。
基本的には吹き抜けも坪数や坪単価に含まれるが、床がない分、若干金額は安くなることが多い。
吹き抜けのメリット
吹き抜けを付けるメリットとしては、大きく四つあります。
①開放感がある
②部屋が明るくなる
③コミュニケーションがとりやすい
④デザイン性に優れている
ひとつづつ紹介していきます。
①開放感がある
やはり何といっても吹き抜けは開放感があり、狭い面積でも広い空間がつくれるメリットがあります。
間取りに吹き抜けを付けるとリビングの1階、2階のスペースが1体となります。
一般的には1階で天井高約2.4mなので、吹き抜けをつくることにより、2階分の約4.80mの高さになります。
さらに、屋根の下まで吹き抜けにすると5m以上の天井高にもなります。
開放感があるため、部屋全体が実際の広さよりも、開放的に広くみえる効果があり、実際より広く感じます。
リビングを吹き抜けにするのが一般的ですが、玄関などを吹き抜けにする場合もあります。
リビング階段の吹き抜けや中二階を設けるのも吹き抜けがある特権です。
②部屋が明るくなる
吹き抜けは部屋が明るくなる。窓を大きく、全面ガラスなどにすると上からの光で部屋が明るくなるメリットがあります。
昼間であれば照明がなくても明るくなります。
電気をつけなくてもよいのでエコにもつながります。
③コミュニケーションがとりやすい
吹き抜けがあれば2階と1階でつながる。
腰壁や窓で二階にいてもコミュニケーションをとることが可能です。
階段から大声で呼ばなくてもいいんです。
中二階(コミュニケーションブリッジ)などをつければ、
勉強や仕事をしながら1階のを見渡せるので監視塔みたいな感じで楽しくコミュニケーションをとることが出来ます。
④デザイン性に優れている
間取りに吹き抜けがあると開放感があり、デザイン性としてもとてもよくなります。
シーリングファンなんかを付けてもおしゃれですし、リビングの吹き抜けで部屋から両開きの窓なんかあると可愛くなります。
また、リビング階段とも相性がよく、結婚式場のようなおしゃれなリビング階段になります。
吹き抜けのデメリット
吹き抜けを付けるデメリットとしては、大きく六つあります。
①夏暑く、冬に寒い
②音の響きがうるさい
③臭いが気になる場合がある
④照明の交換や掃除が大変
⑤二階のスペースが狭くなる
⑥耐震性が弱くなる
それではひとつづ紹介していきます。
①夏暑く、冬に寒い
吹き抜けのデメリットとしてはやはり、夏に熱く、冬に寒いことがあげられます。
面積が広い分、エアコンの効きも吹き抜けがない場合に比べたら劣ります。
ただし、最近ではシーリングファンで空気の流れをつくり寒さ対策や暑さ対策をすることができます。
また、断熱対策がかなり良くなってきていますのであまり心配しなくても大丈夫なようです。
階段にドアを設けたり、吹き抜けの上下階の間にカーテンを付ける家もあるようです。
②音の響きがうるさい
間取りに吹き抜けを取り入れるデメリット2つ目としては音が響き、うるさく感じることがあることです。
場合によってはトイレの音や足音、声なども聞こえてしまう場合があります。
吹き抜けを作る場合は音の対策等が必要になります。
例えば、壁を防音の壁にする等、工夫が必要になってきます。
③臭いが気になる場合がある
吹き抜けのデメリット3つ目は臭いです。
キッチンなどの上に吹き抜けがあると、匂いが二階に上がってきます。
ご飯の臭いが上がってきてしまうので臭いが気になるかたは吹き抜けをやめた方がよいかもしれません。
また、吹き抜けでは洗濯物が乾きやすいのでよく乾かす人がいるようですが、
洗濯ものの臭いが気になったり、逆にキッチンなどの臭いが洗濯ものについたりしてしまうことがあるようですので注意が必要です。
④照明の交換や掃除が大変
天井が高いため当たり前ですが、照明などの交換や掃除がしにくい場合があります。
吹き抜けの天井高が5m以上だと、普通の梯子だと厳しいです。
また、危険なため、照明の交換や掃除をする場合は注意が必要です。
安全のため、便利屋など業者に依頼することをお勧めいたします。
ただ、最近はLED照明が一般的ですので照明交換もほぼする必要がないでしょう。
また、クーリングファンの上のホコリ掃除は長いモップなどを使用すれば届く場合もあります。
⑤二階のスペースが狭くなる
吹き抜けの分、二階のスペースがなくなるので、部屋数を増やしたい方には吹き抜けは向いていないかもしれません。
30坪の家で吹き抜けをつくるのは難しいかもしれません。
35坪くらいの家から吹き抜けを付けるのが良いかと思います。
⑥耐震性が弱くなる
吹き抜けを作ろうとするとやはり、柱が少なくなるので、梁などで補強しないといけない場合があります。