人工芝をDIYで設置する_必要な作業用道具と使い方!DIYに必要な道具がすぐわかる!

人工芝のDIYを行う際に、何を揃えればいいのか、どうやって使えばいいのかわからないという方も多いと思います。

人工芝をDIYにて施工しようと考えている場合、道具を正しく使うと作業がやりやすく効率的で、人工芝をきれいに施工することが出来ます。

 

人工芝を敷く場所の状況によっても必要な道具も変わってきますので、すべての道具を購入する必要はありません。

必要なものだけ購入することをお勧めします。

 

もし、自宅にあるものであれば、あるものを使用すればいいと思います。

それでは人工芝のDIYの際に必要な道具について特徴や使用方法など説明していきます。

 

人工芝のDIYの流れについては前回の記事を参考にしてください。

前回の記事はこちら

5. 人工芝のDIYに必要な作業用道具と使い方

人工芝をDIYする際に必要な道具としては大きく3つのカテゴリにすることができます。

1つ目が人工芝および防草シートをカットする道具です。

2つ目が人工芝を敷く際の整地に使用する道具です。

3つ目が人工芝や防草シートを固定する道具です。

以上のように人工芝を敷く際の必要道具をひとつづつ紹介していきますので、

必要な道具をそろえる際の参考にしていただければと思います。

人工芝および防草シートをカットするときに使用するDIY基本道具

はさみ

人工芝を切るときに使用します。

人工芝をDIYする際の細かい部分や複雑な形状にする場合に使用するため、人工芝用または園芸用の少し大きめのものがおすすめです。

普段紙を切るような小さなはさみだと、切りにくい場合があり、切り口がボロボロになってしまうことがあるので注意してください。

カッター

人工芝をDIYでカットする際に推奨されているのはカッターです。

人工芝の裏側から切ると、人工芝の芝を切らずにきれいに切れます。

直線や簡単な角などの切るのにはカッターがおすすめです。

また、排水口など形に合わせて切る際には、はさみよりカッターの方がきれいに切ることが出来ます。

メジャー

メジャーは人工芝を敷く前に、人工芝を敷く場所の長さを測ったり、位置関係を確認する際に使用します。

定規

定規は人工芝を切るときに真っすぐ切る際に便利な道具です。50cm~1mくらいのものを使用するといよいでしょう。

ない場合には木片など代用してもいいかと思います。

マジック、ペン

カッターやはさみなどで切る際に人工芝の裏側に印をつける道具として使用します。

人工芝の裏側は黒いものが多いので、黒いマジックを使用するより、カラーペンなどがおすすめです。

人工芝の整地に使用するDIY基本道具

軍手

DIYで整地をしようとしたとき、どうしても土に触れてしまい、手が汚れてしまいます。

軍手は無くてもよいですが、あった方が作業しやすいです。

また、軍手はケガ防止としても効果を発揮する場合があります。

 

ちなみに自分の場合は軍手をつけないで作業をした時、手に泥が付いて手が乾燥して皮がむけてしまったり、爪の中に泥が入ってしまったり、石を持った時などにも、とがった部分にささったりと、軍手は付けてやった方がいいかと思います。

 

正直、普通の軍手であれば、結構安いので、使い捨てにして使用すると洗う手間も省けます。

スコップ

スコップは土を掘り、穴を埋めることができるため、整地をする際に重要な役割を果たします。極端に言えば、スコップさえあれば、整地できてしまいます。

 

人工芝の整地としてスコップを準備する場合には、大きいスコップと小さいスコップの二種類を準備しておくことをおすすめします。

大きいスコップは主に土を掘り起こしたり、埋めたりするのに使用します。

小さいスコップは主に細かい部分の作業や花壇などのブロック等を埋める場合や細かい部分に使用すると便利です。

 

その他、大きいスコップでは先がとがった「剣先スコップ」と先が四角い「角型スコップ」

がありますが、人工芝のDIYとしては「剣先スコップ」がおすすめです。

剣先スコップは穴を掘ったり、埋めたり、土をならすのに使用します。。

角型スコップは雪の除雪などに使用されることが多いです。

 

ちなみに剣先スコップを購入する場合は軽いものがおすすめです。

重たいスコップでDIYをすると最初はいいですが、結構作業をすると疲労がたまってきて、早く疲れてしまうためです。

トンボ(グラウンドレーキ)

トンボは土を平らなにならす道具で、良く、グラウンドなどの整地をするときに使用されます。トンボはホームセンターや通販などで購入することが出来ます。

我が家の場合はホームセンター(カンインズホーム)でトンボを購入しようと思ったら、3千円以上で高かったので、この程度であれば、自作できるのではないかと思い、木材を購入して自作しました。

約200円の木材の棒を2本購入して、廃材の中から、トンボの土をならず部分を約450円、ボルトのセットの約300円で合計約950円にて作成しました。

2本の木材の棒のうち1本をカットしトンボの土をならず部分の補強として、1本はそのまま、取っ手として、使用しました。取っ手の部分はささくれていると手にとげが刺さってしまうおそれがあるので、元々、角が削ってある木材を購入しました。

たまたま、1本180cm位の棒が200円位で購入できたのでラッキーでした。

こちらが自作した、トンボ(グラウンドレーキ)です。

3000円のものと大差ないと思っています。(自己満足)

レーキ

レーキは、くし形の熊手のような金属の道具です。固い土などをほぐしながら、平らにならすことができる道具で、大きい石などが引っ掛かるため、取り除くのにも便利です。

我が家ではレーキはかなり、役に立ちました。

地面をならす際に、トンボで平らにしようとすると、土が重く、動かなくなってしまうのですが、レーキを使用すると、大きい石やゴミだけ残り、土と小石をまんべんなく広げ、均一にならすことが出来ます。

クワ

クワは土を掘り起こし、石や雑草などを取り除く際に使用します。

畑をクワで耕すイメージがあると思いますが、

整地をする際は一度、掘り起こして、石や草、根っこを取り除く必要があるため、クワを使用すると、効率よく整地する場所を耕すことが出来ます。

クワもそろえておくと便利な道具です。

ちなみにクワと言っても、大きく2種類あり、「平鍬」と呼ばれる刃先が平らなクワと、

刃先がくし形になっているものがあります。

どちらも、土を掘り起こすクワですが、くし形になっているものがおすすめです。刃が分かれているため、耕す際に力が分散するため、引っ掛かりも少なく、平らなクワよりか軽く感じられると思います。そう思っているだけかもしれません。

あくまで、個人的意見なので参考程度に考えてください。

熊手

熊手は竹製で落ち葉などの細かいゴミをかき集める際に有効です。

ジョレンやレーキで土をならした後に、仕上げとして使用するときれいに仕上げることが出来ます。

我が家では熊手がなかったので、使用しませんでした。

ただ、熊手があった方がきれいに仕上げることが出来るのでおすすめです。

デッキブラシや人工芝用ブラシでも代用可能です。

デッキブラシまたは人工芝用ブラシ

デッキブラシまたは人工芝用ブラシは整地をした後の仕上げの際に使用します。

最後に平らにならして人工芝用の下地は完了します。

熊手がある方であれば、熊手で代用可能です。

ちなみに人工芝用ブラシは人工芝のメンテナンスなどにも使用するため、購入しておいても後々活躍してくれます。人工芝の上に落ち葉やゴミなどが溜まってしまった場合、普通の放棄だと中々、取りにくいのですが、人工芝用ブラシ出れば、落ち葉やゴミなどをかき集めることが出来ます。

ジョレン

ジョレンとは小さな鍬のような道具で、刃が半円の形をしています。

固い土を削ったり、石などを取り除いた、柔らかい土などをならしたり、掘り起こした土や穴をならすのに便利な道具です。

我が家の場合には、固い土を削るときに活躍しました。

ダンパー

ダンパーは土や砂利をたたいて固めるときに使用する道具です。

人工芝を敷く際も、地面が柔らかすぎてしまうと、人工芝が沈んでしまうので、地面をある程度固めておかなければなりません。

ダンパーは平らにならした地面を踏み固めるときに使用します。

ダンパーがない場合には自分の足で踏み固めます。

ジャンプをしたりして、地面を踏み固めます。

 

面積が広い場合にはホームセンターなどで、ランマー(転圧器)を借りてしまった方が、早い場合があります。使用方法についてはホームセンターなどで説明してくれるようです。

土ふるい

人工芝をDIYで整地する場合、土ふるいは土をふるいにかけて、小石やゴミを取り除くために使用します。土ふるいは網目によって細かい目や粗い目などがありますが、人工芝の整地の場合では粗い目で十分かと思います。細かいものだと、ふるいの目に土が詰まってしまい、中々、土をこすことができません。大量の土をふるいにかけると相当な時間と労力がかかるので、ふるいにかけるのは表面上の土だけでもよいかと思います。

 

我が家の場合は上に砂をかけてしまったので、大きめの石を取り除く程度で、正直まあり、土ふるいは使用しませんでした。ただ、花壇に使用する土については土ふるいを使用して、ゴミや小石を取り除きました。

転圧ローラーまたは転圧機

人工芝をDIYで設置する際、下地が柔らかいと、人工芝がぼこぼこになってしまったり、人工芝を踏んだ時に沈んでしまったりしてしまいます。そのため、下地はある程度固めておく必要があります。

転圧ローラーは重さのあるローラーを転がして土を固めていくため、作業がやりやすいです。

転圧機は工事現場でよく使用されているようなものを思い浮かべると思います。

結構な金額がするので、DIYで使用する程度であれば、ホームセンターなどでレンタルすることが出来ますので、レンタルでよいかと思います。使用方法などもホームセンターで教えてくれるので安心です。使用頻度が高いようであれば、ご購入することをおすすめします。

 

ただ、転圧機といっても、中々そこまで大がかりにやりたくない方や、できないと思う方安心してください。手動で行える転圧機もあります。

ただ、土をたたくだけの原始的なやり方のため、面積が広い場合などは結構時間が必要なので、頑張ってください。

 

これらの転圧機が準備できない場合には、踏み固めるかブロックなどで、何回か叩いて固めておくとよいでしょう。/

一輪車(通称ネコ)

人工芝のDIYを行う際に整地するときに使用します。主に土を運ぶ際に使用して、土が多い部分から少ない部分に大量に運びます。

慣れていない方が使用すると、倒してしまうことがあるので、最初のうちは少しずつ土を入れて運ぶようにして、慣れてきたら土を多めにいれて移動するようにした方がいいかとおもいます。人工芝を敷く面積が少なかったり、あまり、凸凹になっていない部分であれば、なくても問題ありません。一輪車はあると便利ですがなくても作業することができますので、必要に応じて購入していただければいいと思います。もちろんお持ちの方はご使用ください。

人工芝または防草シートを固定するときに使用するDIY道具

金づち

人工芝および防草シートを固定するために金づちを使用して固定ピンを地面に打ちこみます。

金づちを使うときは支える手に注意して使用してください。

指などを金づちでぶつけてしまうと、かなり痛いので注意しましょう。

金づちを使用するコツとしては、最初にピンを支えながら、金づちでピンを軽く、
打ち込み、手を放しても倒れないことを確認して、固定ピンを打ち込むときれいに人工芝を止めることが出来ます。

 

人工芝のDIYに必要な材料(下地の砂、固定ピン、テープなど)