人工芝をDIYで設置する_人工芝のDIYに必要な材料(下地の砂、固定ピン、テープなど)

人工芝をDIYで敷きたいと思ったとき、事前に何を揃えればいいのか、わからない方も多いかともいます。

今回は人工芝のDIYをする際に必要な材料を紹介していきたいと思います。さらには人工芝のおすすめと防草シートのおすすめなどについても紹介していきます。

 

前回は、人工芝を敷く際の必要な道具などをご紹介させていただきました。

人工芝をDIYで設置する_必要な作業用道具と使い方!DIYに必要な道具がすぐわかる!

人工芝をDIYで敷いてみようと思っている方は参考にしてみてください。

 

6. 人工芝のDIYに必要な材料の購入

ここでは、人工芝のDIYを行うために欠かせない材料について紹介していきたいと思います。

下地用の砂

砂と言っても色々と種類があります。人工芝の下に敷く砂としてどんな砂が適しているのか特徴などを調べてみました。

 

川砂、珪砂:人工芝の下地としては、水はけがよいのですが、固まらないのであまりおすすめできません。

ただ、川砂、珪砂は人工芝を敷いた後に表面にかけておくと、乾燥収縮を防ぎ、人工芝に重さを加えることで、メルレ防止や人工芝の毛が立つため、人工芝を敷いた後に川砂や珪砂を使用することがあります。

 

真砂土:人工芝の下地としては、固まるのでよいのですが、水はけが若干悪くなりますが

DIYなどで人工芝を敷く場合の下地として良く使用されます。

 

山砂:人工芝の下地としてはおすすめですが、意外とホームセンターなどでは取り扱っていないことも多く、入手が困難です。業者に頼む場合には山砂がよいでしょう。

 

左官砂:山砂と似た性質の砂ですが、山砂よりも値段が高くなってしまうので、予算に余裕がなければ他の砂を代用した方がいいかもしれません。

 

固まる土:水で固まる土で防草土とも言われています。

名前の通り、水を撒くと固まるので、良いのですが、水はけが悪いので、人工芝の下地としてあまりおすすめはできません。

 

再生砂:解体工事現場のレンガやアスファルト、石やコンクリートを再利用して配合された砂で人工芝の下地としてはおすすめです。こちらもホームセンターなどでは入手が困難な場合があるので業者に頼む場合は再生砂がおすすめです。

 

結果的には真砂土、山砂、再生砂がおすすめです。

川砂だと、固まらず、地面が柔らかいままになってしまうようです。

この他にも色々な種類の砂がありますが人工芝の下地の砂を選ぶ場合には水はけがよく、固まりやすい砂が適していることになります。

レンガやブロック

レンガやブロックは、人工芝の仕切りや花壇を作るときに使用します。

特に、仕切りや花壇が必要なければ、不要です。

我が家の場合は花壇と、人工芝でバーベキューできないということで、一部ブロックを敷いてバーベキューが出来るような場所を作りました。

ブロックの施工や花壇の施工については別途紹介したいと思います。

固定ピン

人工芝や防草シートの固定として使用します。

固定ピンの間隔としては、20cm~1m程度間をおいて打ち込みます。

形状が複雑な部分や曲線などの場合には多めに使用し、真っすぐの場合には少な目でも問題ありません。

固定ピンは打ち込みが甘いと、ピンが目立ってしまったり、足が引っ掛かり、転んでしまう場合があるので注意が必要です。

また、打ち込みの際に、人工芝を巻き込まないように、ある程度打ち込み、人工芝の芝をどかして、再度打ち込むときれいに施工することが出来ます。

 

ちなみに、人工芝に付属されている固定ピンだと不足することが多いので、別途購入しておくことをおすすめします。

アイリスオーヤマの人工芝の場合、付属の固定ピンなのですが、結構数が少ないのと、色が銀色のものになるので、打ち込んだ際に目立ってしまうので、出来れば、緑色の固定ピンを購入することをお勧めします。

両面テープまたは接着剤(コンクリートの場合)

コンクリートの上に人工芝を施工する場合には、人工芝を固定するための両面テープまたは接着剤を使用します。

コンクリートの上に施工する場合には、平らにならす必要がなく、防草シートも必要ありません。その代わりに、両面テープまたは接着剤を使用します。

防草シート補修テープ

防草シートの補修テープの役割は防草シートのつなぎの部分および固定ピンの隙間を埋めるために使用します。

また、防草シートのつなぎ目を目立たなくする役割もあるようです。

防草シート用の補修テープは10mのもので600円~3000円以と以外と高額で

黒い布ガムテープなどで代用できるのではと思って、試しに、黒い布ガムテープ(ホームセンターで5cm× 25mの約200円)と防草シートの補修テープ(10cm×10mの約1000円)を両方購入してみました。

DIYにおすすめ防草シートの種類と選び方

結果は、圧倒的に防草シートの補修テープが上でした。

確かに防草シート用なのでそれ用に作られていると思います。

 

布ガムテープと防草シートの補修テープとの違いとしては、粘着力とテープの幅、耐久性、防水性です。

防草シートの補修テープでは幅が10cm~20cmのものが一般的です。

つなぎの部分は広い方が粘着面積も広くなるので、はがれにくくなります。

また、防草シートの補修テープは防草シートの専用として使用されているため、耐久性、防水性については、布ガムテープと比較してもかなりの差があります。

対し、布ガムテープは防草シート上だと粘着力が弱く、防草シートから剥がれやすく、雨や日光にも弱いので、ガムテープを貼った部分は丸まって剥がれてしまいます。

ちなみに、ガムテープのメリットとして価格が安いところです。

ただ、はがれてしまってはあまり効果が無くなってしまうので、防草シートの補修テープをおすすめします。

人工芝つなぎ目ジョイントテープ

人工芝つなぎ目ジョイントテープは人工芝と人工芝のつなぎ目のずれ防止などの目的として使用されます。

固定ピンだけだと、人工芝がずれてしまうことがあるので、人工芝のつなぎ目ジョイントテープをお勧めしたいと思います。

人工芝つなぎ目ジョイントテープは多少、テープがゆがんでしまっても、幅が広いので多少のゆがみを吸収することが出来ます。

ただ、人工芝つなぎ目ジョイントテープは粘着力が強力なため、一度貼り付けてしまうと、剥がすのは難しいと思います。

長い距離をつなげる場合には、人工芝同士がずれてしまう場合があるので、ある程度の長さに切ってから、何カ所か止めていくといいと思います。