地鎮祭で用意するものリスト、神主や工務店が準備するもの

今日は地鎮祭で準備するものについて書いていこうと思います。地鎮祭を行う際に、神主やハウスメーカーによって準備するものが異なります。何を準備すればよいのかを調べてみました。ちなみに我が家では出雲屋敷地鎮祭を行いましたが、基本的に、準備したものは「初穂料」と「お車代」だけです。着工も伸びたので近所回りももう少ししてからになったので粗品も必要なかったです。

地鎮祭で準備するもの(工務店やハウスメーカー、神主などが準備してくれる場合)

準備するものリスト

初穂料、お車代

地鎮祭で使用するものは基本的には神主さんと工務店やハウスメーカーで準備をしてくれるので、施主は神主さんに渡す「初穂料(玉串料)」をのし袋に入れ、
準備するだけのケースが一般的です。初穂料の相場は、3~5万円ですが、地域によっては10万円位の相場というところもあるようです。

初穂料の価格相場はこちら

地鎮祭の、のし袋の書き方、お札の入れ方はこちら

近所に配る粗品

地鎮祭が終わった後、基礎工事などに着手するため、工事での騒音、駐車などでご近所に迷惑がかかるので、近所に挨拶をしておく必要があります。

工務店やハウスメーカーでも粗品(タオルなど)を準備してくれていると思いますが、施主側でも準備しておいた方がよいでしょう。

粗品の価格相場としては200円~1000円位でよいでしょう。近所が多い場合には控えめでも問題はありません。気持ちの問題です。

品物にはのし(のし)上段に【ご挨拶、下段に苗字を入れます。

少し違いますが、我が家では引っ越しした時に、大家さんの家が近くにあったので、
2000円位のもので近所が7件くらいあったので、バスクリーンの500円位のものを渡しました。個人的にはバスクリーンや洗剤などはお勧めだと思います。

ちなみに我が家では地鎮祭の後、3カ月後位の着工になるため、着工が近づいたら、近所回りする予定です。

地鎮祭で準備するもの(自分で準備する場合)

基本的には工務店やハウスメーカー、神主などが準備してくれるところが一般的ですが、地域や工務店、ハウスメーカー、神主などによってはすべて自分で準備しないといけない場合があります。とはいっても、何を準備したらよいのかわからない場合がほとんどです。

今回は、一般的に準備するものを紹介いたします。地域や依頼するところなどによっては他に必要なものもあるので確認してみてください。

地鎮祭の最中には必要ないですが、工務店やハウスメーカー、神主などが準備してくれる場合と同様に、初穂料、お車代、粗品などは必要になりますので準備が必要です。

忘れないように注意しましょう。

地鎮祭の祭場を設置する際に必要なもの

工務店やハウスメーカー、神主が準備してくれることが多いのですが、どこまで準備してもらえるか確認してみてください。

ちなみに我が家は神主さんが用意してくれました。

忌竹・斎竹(いみだけ)

祭壇を囲うように四方に立てる青竹(あおたけ)です。

長さは3m位で1.5cm~2cm幅くらいの比較的細いものを使用することが多いです。丈の下の枝は落とし、上の葉はそのまま残しておきます。竹だけでは安定しないので保護用の木材を地面に建てて、ビニール紐や、縄紐などで固定しておく場合があります。

また、業者によっては本物ではなく作りものの青竹を使用する場合があるようです。

しめ縄

紙垂(しで)をつけた縄のこと。

荒縄に半紙で紙垂を作り取り付けて作ります。

我が家では神主が準備してくれたので当日、しめ縄に紙垂(しで)を挟み込んでいきました。当日は風が強く、いくつか飛んで行ってしまいました。

テント・椅子・紅白の垂れ幕

テントは雨対策や暑さ対策に使用されることが多いです。そのため、必要ない場合もありますので、工務店やハウスメーカーなどに確認しておいた方がよいでしょう。

ちなみに我が家では天気もよかったのでテントや椅子、垂れ幕は使用しませんでした。

基本的には無くてもよいかと思います。

地鎮祭の祭壇や儀式で必要なもの

基本的には地鎮祭で使用する祭壇や鎌・鍬・鋤(かま・くわ・すき)等は神主さんの方で準備してもらえることが一般的です。
自分で用意することもできますが、中々、費用も掛かるし、揃えるのも苦労します。

案(机・台)

祭壇に使用する机です。

この祭壇の上にお供え物を三方の上に置き並べます。

鎌・鍬・鋤(かま・くわ・すき)

地鎮祭で行う草刈初の儀、鍬入の儀、鋤入の儀で使う鎌・鋤・鍬。

白木で作られたものを使用するのが一般的です。

三方

お供え物を乗せるための折敷やお盆。

複数必要になります。

ござ

祭壇の案の下に敷きます。

手水用具

拝礼前に手や洗い口を漱ぎ清めるための用具です。

あまり、使用されないようです。

神聖な砂

地鎮祭に使用する、盛砂のための砂になります。

円錐にして上部分を平らにならして使用します。基本的には神主が準備をしてくれます。

神社やお寺で清められた砂を使用されることが多いです。

鎮物

工事をする際にその土地の中心や神棚となる場所の下に埋めておきます。基本的には神社やお寺でお清めされたものを使用します。地鎮祭の後から神主さんから、ハウスメーカーや工務店の担当者に渡されます。施主に渡される場合もあるので、担当者にどうすればよいか確認しておくのが良いでしょう。

榊(玉串)

神前に玉串を奉りて、拝礼する。

玉串とは、榊等に紙垂と木綿を付けたもの。

その地

地域によって必要なものがある場合がありますので確認してみてください。

お供え物

お供え物は神主さんで準備してくれる場合が多いですが、地域や神主さんによっては施主が準備してくださいという場合もあるので確認が必要です。

地鎮祭の際自分で用意する場合は下記を参考にしてもらえばよいですが、念のため、確認はしておいた方がよいでしょう。

洗米したものを約1合から5合くらい使用しますので前日に準備をしておくとよいです。

ちなみに地鎮祭が終わった後に砂の上にまくのであまり多すぎても良くないようです。

神酒(1升)(奉献酒・一升瓶の清酒)

熨斗(のし)を付けたものです。

工務店やハウスメーカーの社名の神酒を準備してくれる場合があります。

我が家でもハウスメーカーで準備しえもらえました。

荒塩

荒塩を使用するのが一般的です。量としてはコップ1杯くらいが適量です。

海の物(1品か3品程度:奇数で)

乾物のスルメ、昆布、わかめと尾頭付きの魚など

基本的には1品か3品など、奇数が基本です。

地の物

大根、キュウリ、なす、ニンジン、キャベツなどの季節の野菜

基本的には1品か3品など、奇数が基本です。

山の物

バナナ、リンゴ、なし、ミカンなどの季節の果物

基本的には1品か3品など、奇数が基本です。

神酒拝載用の盃(茶碗、コップ等)

基本的には神主さんや工務店、ハウスメーカーで準備してくれるようです。何人分必要かにもよりますが、事前に地鎮祭に参加する人数を知らせておくとよいでしょう。