基礎工事について事前に調べてみた!雨が降ったら

基礎工事と雨の影響が気になる方へ、我が家が着工前に調べた工程と確認事項をまとめます。2020年7月9日の着工予定を記した当時の記事をもとに、工事の段階ごとに施工者へ確認したい点を整理します。

工期や雨天時の対応は、工程・天候・養生方法・設計条件によって異なります。延期や打設の可否、養生方法は現場監督に確認してください。施主の判断で材料配合を変更したり散水したりしないでください。

我が家では2020年7月9日大安に基礎着工となる予定です。

無事、地盤改良も終わり、一応、住宅ローンの審査もりそな銀行で通りましたので、いよいよ建築が始まります。

基礎着工とは何なのか、なんとなくはわかりますが、少ししかわからないのでとりあえず調べてみることにしました。

また、基礎工事の期間や工程、もし、基礎工事の日が雨だった時どうするのか。影響はあるのかなど、

疑問におもったことなども調べてみましたので同じ悩みがある方が居たら参考にしていただければ嬉しいです。

基礎工事の役割と主な種類

コンクリート基礎の立ち上がりとアンカーボルト

基礎工事とは建物の土台となる基礎をつくる工事のことをいいます。

建物を建てるときに土台が安定していなかったり、曲がっていたりすると、建物が傾いたり、沈んでしまったりして欠陥住宅となることもあります。

建物の重量は重いため、基礎がしっかりしていないと、いくらいい家でも、耐久年数が少なく、数年で傾いたりしてしまうこともあります。

そのようなことがないように地面と建物のつなぎ部分を平らに頑丈にするために基礎工事はとても重要な工事です。

基礎工事がしっかりしていれば丈夫で長持ちする住宅を建てることが出来ます。

 

基礎工事には、主に「ベタ基礎(防湿基礎)」と「布基礎」と「SRC基礎」

の3種類がありますが一般的な一軒家の住宅では「ベタ基礎(防湿基礎)」と「布基礎」の2種類が一般的です。この2種類基礎工事について紹介します。

ベタ基礎(防湿基礎)

コンクリート打設に使用する基礎の型枠

ベタ基礎(防湿基礎)は、多くのハウスメーカーの住宅で採用されている基礎工事の方法で、建物の底一面にコンクリートをと鉄筋で基礎をつくります。

メリットとしては安定性が高く、地震の揺れを分散し、不同沈下にも強く、地中からのシロアリの侵入や湿気を防ぐことが出来るので丈夫なのがベタ基礎です。

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デメリットとしては布基礎に比べるとコンクリートの使用量が多く、価格が割高になります。また、新築から1~2年間はコンクリートに水分が含まれてしまうため対策が必要になったりします。

ちなみに我が家でもこのベタ基礎の予定です。

布基礎

布基礎は、比較的古い住宅に多く採用されてきた基礎工事の方法で床下全体にではなく、家の壁にそってコンクリート打設する基礎工事の方法です。

布基礎には鉄筋コンクリート造もあります。基礎形式だけで鉄筋の有無を判断することはできません。ベタ基礎面で支えていますが、布基礎は線で支えるといったイメージです。

メリットとしてはコンクリートの使用量が少なく、費用を抑えられます。

また、ベタ基礎と比較すると、基礎の重量が軽く地盤の負荷が少なく柱や壁にかかる荷重を受け止めやすいといったメリットもあります。

床下の点検のしやすさは、床下の高さや点検口、設計条件によって異なります。基礎形式だけで点検の可否を判断することはできません。

また、地面からの湿気により、カビやシロアリが発生しやすいということもあります。長期優良住宅の認定可否は基礎形式だけでは決まりません。設計内容と認定基準を確認してください。

ベタ基礎の工程と期間の考え方

基礎の立ち上がりに囲まれた地面と鉄筋

これから基礎工事が始まるので始まる前に基礎工事の工程について調べてみました。

基礎工事といってもどんな工程があってどのくらいの期間で終わるのかなど気になることを調べてみました。

今回は我が家でも行うベタ基礎について調べてみましたので知識がない方は何となくイメージしておいてください。

① 地縄を張る(遣り方工事)

まず、建物を建てる場所に印を付けるために、縄やローブで囲います。

「遣り方工事」と呼ばれることもあります。

②根切りをする(掘削工事)

基礎工事するためにユンボ(ショベルカー)などの重機で基礎の底となる高さになるように土を掘ります。

③砕石を敷く

「砕石」と呼ばれる細かく砕いた石を基礎の底になる部分全体に敷いて地面を固めます。

④防湿シートを敷き、コンクリートを流す

砕石を敷いた上に「防湿シート」を敷いて、建物を建築する位置がずれないように、印を付けるためのコンクリートを流します。コンクリートが乾いた後に基準線を引く作業を行います。

⑤基礎の鉄筋を組む(配筋)

建物を建てる位置が定まったら、鉄筋を組みます。

⑥外周の型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設

基礎の外周に型枠を組んでいき、コンクリートが漏れないように打設を行います。

⑦ 基礎内部の型枠を組み、基礎内部のコンクリートを打設

ベース部分のコンクリートが乾いたら、内部の立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを打設します。

⑧型枠を外し、雑コン・仕上げ、完成

コンクリートの強度が出るまで養生したら、型枠を外します。

その後に仕上げ作業をして、基礎工事が完了になります。

当時は工期を1カ月半ほどと調べていましたが、実際の工程と期間は設計・現場条件・天候によって異なります。予定は施工者に確認してください。

基礎工事と雨|工程別に確認すること

基礎工事を行う際、不安なのが天候です。基礎工事はコンクリートが固まる必要があるため、雨が降っている場合はどうなるのでしょうか。

雨の影響は、掘削中・打設中・養生中などの段階によって異なります。当日の工程と対応を現場監督に確認してください。

雨の日にコンクリート打設を行うと、固まっていないコンクリートの中に水が入ってしまい、コンクリートの強度が低下します。

コンクリートの中に水が入ってしまうと強度が落ち、ひび割れや、割れ等が起こることがあります。

 

当時、少雨なら混合割合を変えて対応できるという話をハウスメーカーの方から聞きました。ただし、その説明をどの現場にも使える対処法として扱うことはできません。施工判断は専門家に確認してください。

 

工事が長引いてしまうとしても基礎工事はとても大事です。雨が降る場合には、延期の要否と雨水の流入を防ぐ方法を現場監督に確認しましょう。

打設後に雨が予想される場合は、養生方法と予定を施工者に確認しましょう。

硬化後の雨についても、養生の段階や現場の排水状況に応じた確認が必要です。

 

また、夏場など暑い場合に天気がいい日が続くと、コンクリート内の水分が急激に蒸発してしまうため、ひび割れが起こる場合があります。ひび割れを防ぐ方法としては固まったコンクリートに水をまいたり、するとコンクリートのひび割れを低減することが出来るようです。

基礎工事の見学で現場監督に確認したいこと

家の基礎工事の工事現場を見たことがある方も少ないと思いますが、自分の家を建てる際にはぜひ、確認しに行ってください。

知識がないと見てもわからないことも多いと思いますが、先ほど説明した基礎工事工程を参考に今どの工程なのかでもわかると面白いと思います。

自分の大切な家の基礎なので、事前に、知識を付けておいて、手抜き工事や欠陥にならないように工程をチェックしてみてください。

 

基礎工事を見るのは忙しいとか面倒とか、工事現場の人に嫌がられるのではないかなど気にされたり、

見に行きたくないかたもいるかと思いますが、基礎工事は住宅を建てるうえでも一番重要と言ってもいい工事です。工事が手抜き工事だったり、ずさんな工事になっていないかチェックするのも重要です。

 

事実、基礎工事のずさんな工事は存在します。しっかり自分の目でも確認して、納得がいくような基礎工事になるようにしましょう。

もし、気になることがあれば現場監督の方などに聞いてもよいと思います。

 

それでは、長く安心して住めるような基礎工事になることを祈ります。

関連する家づくりの記録

基礎形式は消防庁の基礎の解説、認定制度は国土交通省の長期優良住宅制度も参考になります。個別の設計や認定可否は設計者に確認してください。