天井の下地の施工完了と全館換気システムの第一種換気システムの取り付け

最近、家づくりのブログをさぼってしまっていたので、少し前の状況を報告していきたいと思います。

今日は天井の下地と第一種換気システムの配管作業が終わったようなので、第一種換気システムを中心に紹介していこうと思います。

我が家でこだわったポイントの1つがこの第一種換気システムです。

最近では注文住宅でも第一種換気システムを結構取り入れているところが多いですが、建売などの場合は第三種換気システムの採用が多いようです。

第一種換気システムについてわからない方も多いともいますので、説明していきたいと思います。第三種換気システムと比較しながら紹介していきたいと思います。

 

天井の下地

天井の下地がほぼ完成したようです。

天井の下地は二階の柱から数十センチのすき間を開けて、木の棒で組んでありました。

天井と下地の間には電気配線や換気システムの配管などが通っており、断熱材で覆われている状態でした。

天井の石膏ボードを付けてしまえば、天井裏の部分は隠れてしまうような状況です。

通常の住宅であれば、床から天井までの高さが240cmになるようになっています。

 

2階の天井であれば、天井裏から配線や配管を見ることが出来るのですが、1階と2階の間の部分は基本的には天井の石膏ボードなどで覆われてしまうと見ることが出来なくなってしまいます。

それでは本題の換気システムについて説明していきたいと思います。

換気システムには大きく分けると第一種換気システム、第二種換気システム、第三種換気システムの3つがあります。

一般的に一軒家の住宅に使用されているのが第一種換気システムと第三種換気システムについて細かく説明します。

 

第一種換気システムとは

第一種換気システムとは外気を強制的に機械で取り込み、循環した空気を機械で強制的に排気するシステムで、注文住宅などの高気密高断熱住宅に使用されることが多いようです。

我が家の第一種換気もそうですが、高気密高断熱住宅の第一種換気システムでは熱交換を行って、外気温と室内温度の差を減らして戻すため、快適な状況にしてくれます。

メリットとしては部屋の空気が循環しているので、空気がきれいになり、第三種換気システムと比較して、外気の温度差を低くすることが出来ます。

デメリットとしては設置費用が高く、電気代が掛かります。また、定期的にフィルターの交換が必要となります。

また、第一種換気システムではトイレなどから排気ダクトを経由して、換気システムから排気するため、トイレには一般的に取りついている換気扇がありません。

その代わりに、排気するダクトから換気システムに取り込み熱交換をして排気しています。

 

第三種換気システムとは

第三種換気システムとは給気は自然換気で機械式のファンで排気します。

イメージとしては、トイレなどについている換気扇が一般的な第三種換気システムになります。

一般的な住宅や建売、賃貸や古い家などは第三種換気システムが多いようです。

第三種換気システムのメリットとしては、第一種換気システムと比べると価格が安く、換気システムとしての電気代も安くすることが出来ます。

第三種換気システムのデメリットとしては給気が自然に外気を取り込むので外気温が低い場合には給気口から冷えた空気が流れ込むため、外気温の影響を受けやすく、暖房費がかさんでしまいます。

もう少し詳しく知りたい方は下記記事で以前紹介していますので、参考にしてみてください。

住宅の24時間換気システムは何がいいの?第一種、第二種、第三種?熱交換とは?

現場監督の進捗報告

いつも大変お世話になっております。

新築工事の進捗報告をさせていただきます。

 

まず内部の方は、天井の下地が完了し24時間換気の配管をおこないました。部屋としての大きさもはっきりしてきましたので

次回現場に来た際に確認していただければと思います。

 

外部の方は、ALCの施工が完了しALC板のジョイント部分にシーリングというゴム状の防水材の施工が本日完了する予定です。

来週の予定ですが、内部の方は、天井の石膏ボードの施工と建具枠の取付に入っていきます。

外部の方は、塗装工事に入っていく予定ですが、来週の天気の状況で予定が変わりますのでご了承ください。

また、先日お問合せいただきましたUB部分の基礎のシミですが、電話でもお伝えしたように外部から中に配管を入れている配管の廻りから

雨水が浸入しているようでしたので、防水テープにて配管廻りの補強をさせていただきました。

少しではありますが、写真を送付いたしますので確認お願い致します。

①、②、③ 天井下地施工後

④、配管廻り防水処理

また工事が進みましたら連絡いたします。

よろしくお願い致します。