【マンション】【一戸建て住宅】?のメリット、デメリットについて比較してみる

家を新築で家を購入しようと考えた際、よく比較するのが、一戸建て(注文住宅、建売住宅)とマンションです。

特に結婚して、家を建てるという場合には、夫婦で意見が食い違ったりすることも多く、
我が家の場合は元々、妻がマンション、私が一戸建てに住んでいたので、妻はマンション派で私は一戸建て派でした。

とりあえず、我が家の場合にはすぐに家を建てずに賃貸住宅でマンション2年と戸建て一軒家の平屋6年の両方を経験することが出来ました。

この経験と色々調べたことをまとめて、一戸建てとマンションを比較してどちらが自分たちにあっているのか、
どのような一戸建てのメリット、デメリット、マンションのメリット、デメリットがあるのかを紹介していきます。

一戸建てとマンションの特徴をしっかり理解することで自分たちに合った家探しすることができるので
一戸建てにしようか、マンションにしようか悩んでいる方がいましたら、参考になれば幸いです。

はじめに、マンション一戸建て住宅を比較する手順として、マンションのメリット、デメリットと一戸建てのメリット、デメリットをかき出してみました。

マンションのメリット、デメリット

・高層階の場合景色が良い
・部屋自体には階段がないことが多い横移動でよい
・戸建てに比べてWi-Fiが安い
・戸建てに比べて固定資産税が安い
・セキュリティが高いところが多い
・音を気にする必要がある
・駅地下の物件が多く駐車場代が掛かる
・共益費、修繕積立費が掛かる
・トイレが1つのことが多い
・売りやすさが一軒家に比べ売れやすい、価格が上がる可能性がある
・太陽光発電や蓄電池を設置するのが難しい

戸建て住宅のメリット、デメリット

・太陽光発電や蓄電池を設置できる
・電気自動車の充電器を設置できる
・音を立ててもマンションに比べて気にならない
・トイレが2個あるところが多い
・自分で間取りを決めることが出来る
・2階建てがほとんどで階段移動が必要なことが多い
・マンションに比べてWi-Fiが高い
・マンションに比べて固定資産税が高い
・庭の手入れ、外構費がかかる。
・駅から遠い物件が多い

一戸建て住宅とマンションの快適なのはどっち?

一戸建て住宅とマンションですが、快適なのはどちらでしょうか。
項目ごとに確認していきます。

部屋の移動

快適1位:平屋一戸建て住宅
快適2位:マンション
快適3位:2階建て一戸建て住宅

堂々の1位としては平屋住宅です。
平屋住宅は階段の昇り降りがなく、快適に過ごすことが出来ます。
2位としては、マンションです。
マンションも平屋と同様部屋の移動では階段を使いません。やはり、階段の昇り降りがない分移動は楽です。

ただ、普段の家内の昇り降りはありませんが、デメリットとしては、停電や災害によりエレベーターが止まってしまったときに昇り降りが困難になります。
また、朝や夜など他の階のひとがいると、下に行くまで時間がかかってしまうなどもあるようです。
中階層のマンションだとエレベーターがない物件もあり、家まで行くのに階段を使う必要がある場合があるのでマンションを考えている方はエレベーターを確認しておいた方がいいかもしれません。

続いて第3位として一戸建て住宅は2階建ての住宅が多く、階段による移動があります。
2階一戸建て住宅だと、常に昇り降りが発生するので移動は多くなります。
1階で洗濯物をして、2階に干しに行かないといけないなど動きは多くなります。
逆に言えば、運動できると考えても良いかもしれません。

トイレ


快適なのは一戸建て住宅です。
一般的な一戸建て住宅はトイレが2個付いているところが多く、家族が多い場合、朝の取り合いになりにくくなります。
トイレにこもってゆっくりしたい方には一戸建て住宅がおすすめです。

一方、一般的なマンションはトイレが1つしかついていないところが多く、家族が多い場合、朝取り合いになる可能性があります。
ゆずりあって使うか、近くのお店で済ませましょう。
ただ、マンションでもトイレが複数ついている物件もありますので、気になる方は確認してみてください。

防音


快適なのは一戸建て住宅です。
一戸建て住宅は1階、2階とも家族になるため、そこまで気にせず過ごせます。
特に、子供がいるお宅ですと、ドタバタしたり、泣いたりすると周りが気になってしまいますが、一戸建て住宅であれば、それほど気になりません。

ただ、家が近かったり、窓を開けていたりすると結構声が聞こえてしまう可能性があるので控えめにしましょう。

一方マンションでは、前後、左右、他人のひとが住んでいるため、音をなるべく立てないように気を遣う必要があります。
特に子供がいる家庭ではどうしても、ドタバタしたり、鳴き声がしたり、中々、難しいところです。
また、周りの住宅からも音がうるさかったりすると、イライラしたり、近隣トラブルが発生することもありますので、注意が必要です。
ただ、RCマンションなどでは防音性も高くなっているので、隣や下をそこまで気にしなくても大丈夫な場合が多いです。

家の周りの手入れ


楽なのはマンションです。
基本的には、業者が対応してくれるため、自分で手入れする必要はありません。

一方、一戸建て住宅の場合には、自分で手入れが必要になります。
雑草が生えたらむしったり、木が伸びたら切ったりと、庭の手入れが必要になります。

外構工事も必要になってきます。

外構工事の費用相場は?費用を抑える方法!

・防犯性

防犯性に優れているのはマンションです。
オートロックや防犯カメラ、警備会社などにより、防犯性が優れています。
ただ、高層階だから大丈夫と安心していると、泥棒に入られる場合もありますので注意が必要です。

一方、一戸建て住宅の場合には、360度どこからでも泥棒には入れてしまう可能性があります。

泥棒が本気になれば、数分で入られてしまうので、気になる場合には防犯設備を自分で導入する必要があります。

防犯を気にされる方であれば、セコムやALSOCなどを導入するか、防犯カメラを設置することをおすすめします。

人によって重視するところが違うので、自分に合ったほうを選んでみてください。

間取り


間取の自由度が高いのは、一戸建て注文住宅になります。
一戸建て注文住宅は間取りを1から設計していくことができるため、比較的自由に間取りを変更することができます。
ただ、注意したいのが、土地の建築条件によっては希望の間取りにできない場合もありますので注意が必要です。

また、一戸建てでも建売住宅の選択もありますが、建売住宅では、建築後の場合はほとんどの間取りの変更が難しいです。
建築前であっても大幅な間取りの変更は難しくなります。

マンションでも建設前のものであれば、若干の変更が出来る場合がありますが、基本的には、決まった間取りになってしまいます。

間取りにこだわりたいのであれば、一戸建て注文住宅がおすすめです。

※一戸建て住宅といっても大きく分けて注文住宅と建売住宅の2種類がある。
注文住宅と建売住宅の違いについては別記事にて紹介していますので気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。

建売住宅と注文住宅のどっちを選ぶ?特徴の違いを比較と選び方

一戸建て住宅とマンションのランニングコストが安いのはどっち?