2022年土用期間、間日って何?土いじり、地鎮祭、引っ越し、リフォームは止めた方がいいの?

一般的に、「土用」というと、土用の日といって、うなぎを食べることが有名ですよね。

実はこの土用期間中は建築や移動に関係する、新築着工、地鎮祭など土をいじることや引っ越し、リフォームなんかもやめておいた方がいいとよく言われます。

ただ、なんで、土用期間中には土いじりや地鎮祭、リフォーム、新築着工しない方が良いのか、個人的にも気になっていたので色々と調べてみることにしました。

 

土用期間が良くないと言われるのは迷信という方や気にしないという方もいるかと思いますが、理由がわかれば、納得するかもしれませんのでぜひ、理由を知ってから判断してみるのも良いかと思います。

 

それでは、土用期間は年に4回ありますがそれが2022年はいつなのかを紹介していきます。

建築吉日カレンダーと合わせてみていただければと思います。

2022年(令和4年)建築吉日カレンダー地鎮祭、上棟式、引き渡しなどに最適

土用期間になぜ土いじりなどをしてはいけないのか?

土用期間というとうなぎを食べるのが有名ですが、昔から土用の期間は土いじりがダメと言われていました。

なぜ、ダメなのかという疑問がある方も多いと思います。

迷信だとか、信じないという方も多いと思いますが、調べたところ、

実は、土用期間に土いじりがダメな理由としては、「土用の期間は神様が土を支配している期間」ということでした。

 

この神様というのは、「土公神(どこうじん)」という神様で、地域によっては、「どこうさま」と呼んでいるところもあるようですが、土公神は、もともと中国から伝わった神様と言われています。

 

この土公神は土用の期間に土の中に潜っていると言われており、土用期間中に土を掘り起こしてしまうと、土公神が怒って良くないことが起こると言われているようです。

 

確かに、土の中でゆっくりしているところを掘り起こされてしまっては嫌ですよね。

 

迷信と思う方もいらっしゃるかと思いますが、昔からの言い伝えと思い、特に気になる方はさけておいた方が良いと思います。

 

あくまで言い伝えなので、自己判断でお願いします。

土用期間にやってはいけないこととは?

昔から、土用期間中は色々やらない方がいいと言われていましたが、

実際にどんなもの、ことを止めておいた方がいいのか、具体例を合わせて紹介していきたいと思います。

ちなみに絶対にしてはいけないとうわけではないので、参考程度にしていただければと思います。

土用期間中に土を動かすようなことはしない方がいい

具体的には土いじり、草刈り、草むしり、井戸掘り、穴掘りで建築関係だと、地鎮祭、建築基礎工事、外構などの土を移動する必要があることについては、土用期間中は良くないとされています。

 

以上のような行為を「土動かし」と言って土用期間には禁止するという風習があったようです。これらのことをしてしまうと、土公神からの祟りがあり、災厄が身に降りかかると言い伝えられていたのが今も残っているようです。

 

基本的には年4回、土用の期間(18日間)があります。

そんなの迷信だという方や信じないという方であれば問題ないのですが、建築関係の地鎮祭や基礎工事などができなくなると困ってしまいますよね。

 

土用期間中には間日という日があり、土用期間中でもこれらのことをやってもいいという日があります。詳しくは後程紹介させていただきます。

 

土用期間中は新しいことをしない方がいい

土用は、年4回、季節の変わり目の時期にあります。

季節の変わり目は風邪を引いたり、体調が悪くなったりすることが多く、新しいことをすることはやめておいた方がよいとされていたようです。

具体的には、開業や開店、結婚、就職、転職などで、建築関係としては、新居の購入などになります。

新居の購入はおそらく、契約がそれにあたるかと思いますので、土用期間を気にされる方であれば、契約の時期をずらすことも考えておくとよいでしょう。

土用期間中に場所を移動することをしない方がいい

昔から土用期間の移動はどの方角へ行くのも良くないとされていたのですが、風水や九星気学などでは方角によっては問題ないとされています。

具体的には旅行や引っ越しなどに当たりますが、中々、引っ越しや旅行は時期を変えることが難しいと思いますので、

個人的には引っ越しについては、九星気学などを参考にするとよいと思います。

ちなみに、我が家では以前、引っ越し前に、九星気学の先生に見てもらったのですが、どうしても時期をずらすことが出来ず、引っ越し前や引っ越し後にも災難が起きてしまいました。

正直それが原因だったかはわかりませんが、災難が立て続けに起きてしまいました。

新築の工事を始めた途端、身内に不幸、家の建築を進めるべきか?

引っ越し後の災難についてはブログでは書いていませんでしたが、落ち着いたら紹介していきたいと思います。

避けられるのであれば、土用期間中の移動は避けて、静かに過ごしましょう。

 

土用期間中の「間日(まび)」とは

土用期間は年に4回、約2週間程あるのですが、その間に「土を動かすこと」「新しいこと」「移動すること」ができないとなると、困りますよね。

特に、地鎮祭の日程や、建築の基礎、住宅の契約、引っ越しなどは中々、調整が難しいところになると思います。

ですが、実は土用期間中には間日(まび)という、土を動かしても良いとされている日があります。

実は、この間日(まび)は先ほど紹介した土を司る神様の土公神が土をから離れて、天上界へ行く日とされる日とされています。

そのため、間日(まび)に土いじりをすることが出来ると言われています。

それでは、具体的に間日(まび)はいつになるのでしょうか。

土用の間日は、下記となります。

  • 春土用:巳の日・丑の日・酉の日
  • 夏土用:卯の日・辰の日・申の日
  • 秋土用:未の日・酉の日・亥の日
  • 冬土用:寅の日・卯の日・巳の日

それでは具体的に、2022年~2025年までの土用期間と間日(まび)について紹介していきます。

2022年土用期間(間日)のカレンダー

春土用

土用の期間:4月17日~5月4日
土用の間日:4月22日、4月23日、4月26日、5月4日

夏土用

土用の期間:7月20日~8月6日
土用の間日:7月25日、7月26日、7月30日、8月6日

秋土用

土用の期間:10月20日~11月6日
土用の間日:10月21日、10月23日、10月25日、11月2日、11月4日、11月6日

冬土用

土用の期間:1月17日~2月3日
土用の間日:1月25日、1月26日、1月28日

2023年土用期間(間日)のカレンダー

春土用

土用の期間:4月17日~5月5日
土用の間日:4月17日、4月18日、4月21日、4月29日、4月30日、5月3日

夏土用

土用の期間:7月20日~8月7日
土用の間日:7月20日、7月21日、7月25日、8月1日、8月2日、8月6日

秋土用

土用の期間:10月21日~11月7日
土用の間日:10月28日、10月30日、11月1日

冬土用

土用の期間:1月17日~2月3日
土用の間日:1月20日、1月21日、1月23日、2月1日、2月2日

2024年土用期間(間日)のカレンダー

春土用

土用の期間:4月16日~5月4日
土用の間日:4月23日、4月24日、4月27日

夏土用

土用の期間:7月19日~8月6日
土用の間日:7月19日、7月26日、7月27日、7月31日

秋土用

土用の期間:10月20日~11月6日
土用の間日:10月22日、10月24日、10月26日、11月3日、11月5日

冬土用

土用の期間:1月18日~2月3日
土用の間日:1月18日、1月27日、1月28日、1月30日

2025年土用期間(間日)のカレンダー

春土用

土用の期間/4月17日~5月4日
土用の間日/4月18日、4月19日、4月22日、4月30日、5月1日、5月4日

夏土用

土用の期間/7月19日~8月6日
土用の間日/7月21日、7月22日、7月26日、8月2日、8月3日

秋土用

土用の期間/10月20日~11月6日
土用の間日/10月21日、10月29日、10月31日、11月2日

冬土用

土用の期間/1月17日~2月2日
土用の間日/1月21日、1月22日、1月24日、2月2日

 

まとめ

如何だったでしょうか。土用期間と間日についてわかったかと思います。

建築関係や地鎮祭などの日程を決める際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

このほか建築吉日カレンダーも作成しておりますので、参考にしていただき、良い日に

建築をできるようにしていきましょう。

2022年(令和4年)建築吉日カレンダー地鎮祭、上棟式、引き渡しなどに最適

もちろん、これらは古代からの迷信やいい伝えなどと考えられる方もいらっしゃいますので、

絶対にこうすれば大丈夫、この日にやってはいけないということではないので、参考程度に確認していただければと思います。